forOwnRight

INFO

この関数は互換性のために es-toolkit/compat からのみインポートできます。代替可能なネイティブ JavaScript API があるか、まだ十分に最適化されていないためです。

es-toolkit/compat からこの関数をインポートすると、lodash と完全に同じように動作します。

オブジェクトのプロパティを逆順に順次処理し、各プロパティに対して iteratee 関数を呼び出します。

オブジェクトが直接所有するプロパティのみを処理し、継承されたプロパティや Symbol キーを持つプロパティは含まれません。

iteratee 関数が false を返すことで、順次処理を早期に終了することができます。

インターフェース

function forOwnRight<T>(
  object: T | null | undefined,
  iteratee?: (value: T[keyof T], key: string, collection: T) => any
): T | null | undefined;

パラメータ

• object (T | null | undefined): 反復するためのオブジェクトです。
• iteratee ((value: T[keyof T], key: string, collection: T) => any): 各反復で呼び出される関数です。提供されていない場合は、同一関数が使用されます。

戻り値

(T | null | undefined): オブジェクトを返します。

例

function Foo() {
  this.a = 1;
  this.b = 2;
}

Foo.prototype.c = 3;

forOwnRight(new Foo(), function (value, key) {
  console.log(key);
});
// => 'b' と 'a' を出力します (順序は保証されません)。