create

INFO

この関数は互換性のために es-toolkit/compat からのみインポートできます。代替可能なネイティブ JavaScript API があるか、まだ十分に最適化されていないためです。

es-toolkit/compat からこの関数をインポートすると、lodash と完全に同じように動作します。

原型オブジェクトを継承した新しいオブジェクトを作成します。

propertiesを一緒に渡すと、それらのプロパティが新しいオブジェクトに追加されます。このとき、文字列キーを持つ列挙可能な直接所有するプロパティのみがコピーされます。継承されたプロパティやSymbolキーを持つプロパティはコピーされません。

インターフェース

function create<T extends object, U extends object>(prototype: T, properties?: U): T & U;

パラメータ

• prototype (T extends object): 継承するオブジェクト。
• properties (U extends object, オプション): オブジェクトに割り当てるプロパティ。

戻り値

(T & U): 作成された新しいオブジェクト。

例

import { create } from 'es-toolkit/compat';

const person = {
  greet() {
    console.log(`Hello, my name is ${this.name}`);
  },
};

const john = create(person, { name: 'John' });

john.greet(); // 出力: Hello, my name is John