slice

INFO

この関数は互換性のために es-toolkit/compat からのみインポートできます。代替可能なネイティブ JavaScript API があるか、まだ十分に最適化されていないためです。

es-toolkit/compat からこの関数をインポートすると、lodash と完全に同じように動作します。

インデックス start からインデックス end までの array の部分配列を作成します。部分配列には end は含まれません。

基本の Array.prototype.slice と異なり、スパース配列に対して密な配列を返しません。

インターフェース

function slice<T>(array: T[], start?: number, end?: number): T[];

パラメータ

• array (T[]): 部分配列を作成する配列。

array は ArrayLike<T>、null、または undefined になります。

lodash との完全な互換性を確保するため、slice 関数は array を次のように処理します。

• array が ArrayLike<T> の場合、Array.from(...) を使用して配列に変換されます。
• array が null または undefined の場合、空の配列として扱われます。

• start (number): 開始位置。デフォルトは 0 です。
• end (number): 終了位置。デフォルトは array.length です。

戻り値

(T[]): array の start から end までの部分配列。

例

slice([1, 2, 3], 1, 2); // => [2]
slice(new Array(3)); // => [undefined, undefined, undefined]